人は変えられないので自分を変えるべき

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今までどうしても苦手な親戚のおばさんがいました。

親戚づきあいをそこまで深くしていない自分にとって、たまに会うそのおばさんは、正直会いたくない、関わりたくない存在でした。

いつも自分の気にしていること、『太っている』、『顔が大きい』などと会った瞬間から言って来ました。意地悪というか、誰にも手をつけられない感じの人です。

しかしそんなおばさんにとうとう勝利することができました。『気に触ることは言わないでほしい』と伝えることができました。

言わなくてもいいこと

親戚同士が集まって、食事をする席で、また例のおばさんが言わなくてもいいことを言ってきました。

具体的には私の子供のことを太っているなんて言ってきたんです。

その瞬間私の中で何かがプツーんと切れました。本当に心の底から怒りがこみ上げてきました。今まで自分のことでは言い返せませんでしたが、子供のことを言われた時には、私も強くなったのかもしれません。

そう言われた直後、「おばさん、思ったことをそのままなんでもいうのはやめて。言われた相手がどんな気持ちになるかちゃんと考えてね。」と言い返すことができました。

おばさんは「何生意気なことを言っているの」とを言って、あまり反省していない様子でした。

でも今までずっと何も言い返せなかった相手に、きちんと言いたいことを言えた経験は、私の中でとても大きいことでした。

と同時になんでこんな人のために自分の言いたいことを我慢してきたんだろうと思いました。変なことにこだわり過ぎてしまったのかなとも考えました。

ちょっかいを出す癖

そのおばさんは人を選ばずに、ちょっかいを出す癖があるので、旦那さんのお父さんにもちょっかいを出すのではないかと不安でした。

旦那さんのお父さんは心が優しい、穏やかな人なので、本当にちょっかいを出さないでほしいと思いました。そしてそのように困ったのは私だけでなく、私の妹も一緒だったと思います。

結婚をして、新しい家族が増えている身からしたら、そんな新しい家族に嫌な思いをして欲しくありません。ましてその原因が自分の親戚だとするならば、それは本当に困ってしまうものです。またそんな困ったおばさんがいることが恥ずかしいとも思いました。

普通に振舞ってもらえれば何も問題ないのですが、お酒が入ったり、調子に乗ってしまうと手がつけられなくなります。母や妹と一体どうしたら他の人たちに迷惑をかけずにいてもらえるかを話し合いました。

すぐには思いつきませんでしたが、今まで家族とそう言ったことを話すこともなかったので、それだけでも前進かなと思いました。

人を変えるのは難しい

まずおばさんを変えるの無理だと判断しました。よく人を変えるのは難しいと言いますものね。それよりは自分達の中で変えられるところを探してみようと考えました。

まず私は自分の旦那さんのお父さんに、『うちのおばさんが失礼なことを言いましたら、大変申し訳ありません』と声をかけました。お父さんは、苦笑いをしていました。

また妹の家族に関しては、別室で食事をとることにしました。一見失礼に当たる行動のように思えたかもしれませんが、私は妹は立派に自分の家族を守っているなと思いました。

あとはなるべくおばさんに近づかないことも意識しました。

困ってしまう相手でも近づかなければ特に問題にならないので、なるべく距離を置くようにしました。これらの対策のかいもあって、私たちの新しい家族に特に嫌なことを言われずにすみました。

本当ならおばさんの家族が注意してくれれば助かりますが、そこもうまく言っていないので、自分の身は自分で守るしかないなと思いました。

自分の中で変えられることを一生懸命にすることが大切

今回の出来事で学んだことは、誰かを変えることは難しいので、自分の中で変えられることを一生懸命にすることが大切だということです。

これは親戚づきあいだけでなく、どんな場面でも言えることではないでしょうか。どんなところにも自分にとって不都合な人は存在しますし、その度に相手を変えようとすると、とんでもないエネルギーを必要としますよね。

そんな時は、自分の中の変えられる部分にフォーカスし続けることが、1番の大切なことだと学びました。そうすることで余計なトラブルは起きませんし、何より自分の成長に繋げることにできると思います。

また対策をたてる時は、他の人からの目を気にしなくていいということも学びました。他者からの目線は一過性のものなので、それよりも自分の大切なものを守ることがとても大切だと学びました。

おわりに

親戚づきあいで、苦労されている方は多いと思います。友人関係や職場での対人関係とは全く異なる気の使い方をしなくてはいけない親戚づきあいは、なるべく穏やかにしたいものですよね。

しかし実際は様々な確執や対人問題が山積みになっているのが、現実で冠婚葬祭の度に色々な出来事が起きてしまうかもしれません。

今回の出来事で学んだのは、親戚同士は普段遠くに離れているため、考え方、感じ方をあまり理解できていないポイントが多いなという点です。

普段からしょっちゅうあっている相手であれば、どんな考え方をするかは当たり前のようにわかっていますが、親戚同士はそうはいきません。

問題を全て解決することは難しいですが、表面上の問題への対策をすることだけでも、親戚づきあいのストレスを減らせるのではないでしょうか。

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